2005-01-01から1年間の記事一覧

「あの郵便局員星いくつ?」

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http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051010/mng_____sya_____006.shtml 日本郵政公社は九日、顧客に直接応対する非常勤を含む職員約三十四万人を対象に、接客態度や商品の説明能力を試験の成績などで格付け評価する制度を始めたことを明らかにした。 認定す…

東京新聞のサイトから。

山本幸久『はなうた日和』(集英社)

ひとことで言えば、「世田谷線」小説。 世田谷線の沿線にたむろする人々の日常を、ホンワカとしたタッチで描く短編集。とはいえ、各短編でのラストの「オチ」は、なかなかひねりが効いていて、一筋縄ではない。(とくに後半になるほど、その傾向は顕著だ) …

またしても「本の雑誌」からの「おすすめ本」なんだけど、いつの号だったか、北上次郎が新刊ガイドで好意的に取り上げていたので、読んでみた。

知的な会話 癒やしの滴

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http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20051006/mng_____thatu___000.shtml ラカン研究で知られる精神分析医・藤田博史さん(50)がオーナーを務める異色バー「クレマスター」が、新宿ゴールデン街の一角にある。グラス片手に、真剣トークに没頭することで…

今朝の東京新聞

から。

井上荒野『しかたのない水』(新潮社)

もちろん、この人の小説を読むのは初めて。 本書は「小説新潮」に連載されていた6編をまとめたもので、フィットネスクラブに集う老若男女の日常を切り取った小説集。それぞれの短編に出てくる登場人物は重複しており、語り手となって次々に「表」に現れてく…

「本の雑誌」8月号

の特集で、今年上半期のエンターテイメント小説ベストテンがあったのだけど、その中で、「この人はこんなにうまかったっけ?」という、なんだかビミョーな絶賛?をされていた作家がいた。 なんだか気になったので、読んでみた。

先週後半は北海道(その2)

初日は札幌に泊まったのだが、2日目は支笏湖へ。相方によると「透明度が高い」湖なんだそうだが、時季外れなのか、湖周辺にはあまり観光客もいなかった。遊覧船?への乗船を呼びかけるアナウンスが、なんだがわびしく聞こえた。それでも、ツアーらしいご年…

パオロ・マッツァリーノ『反社会学講座』(イースト・プレス)。

「青少年の犯罪が増加・凶悪化している」とか「少子化は不況の原因」「イギリスは立派で日本はふにゃふにゃ」といった、巷に流布する(もうしていないか)「社会学的」な言説に対して、統計資料をあげながらツッコミをいれつつ、自らもボケをかましていく、…

先週後半は北海道

へ行っていた。 一足先に北海道へ行っていた相方とその母親に、こちらは木曜から札幌で合流した。 相方は、母親の希望もあって2人でJRのカシオペアに乗って行ったのだが、「あまりに狭い」とかで、北海道に着いたときにはすでに疲労困憊していたとのこと。…

古川日出男『LOVE』(祥伝社)

ちょっとうまく言葉にできないのだけど、小説を読んでいて、えも言われぬ高揚感? といったものを感じたのは久しぶり。 たまたま、「web本の雑誌」にこの人のインタビュー記事が出ていて、この新作にも触れている箇所があった。 http://www.webdokusho.com/r…

あらま

さっき、はてなにログインしようとしたら、メンテナンス中で入れず。ログインできたと思ったら、なんと、すっかり画面が一新していて、日記を書くところまでたどり着くのに、5秒ほど迷う。 使いやすくはなっているとは思うのだけど、「注目の記事」なんての…

サッチャー時代のイギリス―その政治、経済、教育 (岩波新書)作者: 森嶋通夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1988/12/20メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログ (9件) を見る

今回の総選挙の結果と照らしあわせながら読むと、17年前に出た本ではあるけど、いろいろと興味深い。 「官から民へ」という改革、自身の属する政党内からの反発、小選挙区という制度をフルに活用して選挙に勝利した点などなど、当時のサッチャー政権がいまの…

総選挙の結果をどう見るかについて、ネット上をうろうろしていたら、こんな本を見つけた。(どこで見つけたのか、忘れてしまった) amazonを見てみたら、マーケットプレイスに50円で出ていたので、さっそく買って読んでみた。

堀江敏幸『もののはずみ』(角川書店)

白地にタイトルと著者名だけが小さく書かれた、超シンプルな装丁。それでも、どことなく品があるように見えてしまうから不思議だ。 本書は、「歴史」を語るほどではないけれど、思いをはせる程度には昔に作られた「もの」たちとの出会いをつづったエッセイ集…

マック「100億円店長残業代不払い」の行方

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http://www.zakzak.co.jp/top/2005_09/t2005092024.html 問題が表面化したのは今年5月。月100時間超の過酷な労働環境に不満を抱いた日本マクドナルドの現役店長の“告発”がきっかけだった。店長の処遇をめぐり、店長側と日本マクドナルドは6月末から計5…

今朝のZAKZAK

から、気になった記事を。

中村政則『戦後史』(岩波新書)

カバーの見返しに、「戦争とグローバルな視点を重視する貫戦史という方法を用いて、アジアとの関係や戦争の記憶の問題に留意しながら、激動の六十年を描きだす」とある。この「貫戦史」という手法の意味するところは、いまひとつよく分からなかったが、的を…

アンテナ

モジュールのメンテナンスが、まだ終わらないけれど、どうしたのか。

近所の神社では

お祭りが行われていて、日中に部屋にいると、神輿をかつぐ威勢のいい声が聞こえてくる。 昼間はまだまだ暑いけど、秋を感じさせる風情ではある。 (とはいえ、白髪頭の、わりとご年配の方々が目立ったりしているのだけれど) で、このところで読んだ本など、…

佐藤幹夫『自閉症裁判』(洋泉社)

副題に「レッサーパンダ帽男の「罪と罰」」ともあるように、2001年4月に浅草で起こった女子短大生殺害事件の犯人、「レッサーパンダ帽をかぶった男」の裁判を主軸としたルポルタージュ。 事件発生から犯人逮捕までは、マスコミでもかなり話題となっていたけ…

感想程度ですませてしまうのも、何だけど。

伊坂幸太郎『チルドレン』(講談社)

この著者の、なんともいえないオフビートなのりが楽しめるミステリ。 5編の短編が収められており、登場する人物は共通している。すべての短編に共通して出てくるのが、陣内という男。この男を軸として、それぞれの短編が時間軸を前後しながら並ぶ。それぞれ…

総選挙の結果について

「kitanoのアレ」さんによる、簡潔にして多角的な分析があったので、メモ。 http://d.hatena.ne.jp/kitano/20050914/p1

自民圧勝導いた小泉戦略

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http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20050913/mng_____kakushin000.shtml 法案が否決。解散が決まると、小泉首相はただちに、全選挙区に民営化賛成の候補を擁立するよう指示する。この方針は反対派への「刺客作戦」と物議をかもし、党内からも「民主党に…

昨日につづき、また東京新聞のサイトから、選挙関連ネタ。

小泉自民党が圧勝 白紙委任と誤解するな(東京新聞社説)

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http://www.tokyo-np.co.jp/00/sha/20050912/col_____sha_____001.shtmlなんだか、圧勝した自民党(というか小泉さん)に怒っているようにも読める。 しかし、報道機関が怒ってはいかんのでは。 というか、怒っている場合ではないのでは。

自民党圧勝

という結果になった総選挙。 事前に予想されていたこととはいえ、これほどぶっちぎりとは、ちょっと驚きではある。 それにしても、民主党の惨敗ぶりが目立つ。 昨日の夜、大勢が判明したころのTVを見ていて感じたけど、インタビューに答える岡田さんの歯切れ…

マンションのモデルルーム

昨日はそれから、日暮里に計画されている「ステーション・ガーデン・タワー」のモデルルームが、根津にプレオープンしたという情報をキャッチしたので、さっそく行ってみた。 おおまかな流れは、芝浦アイランドや東京タワーズと同じで、(1)イメージビデオ…