2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

出がけ、郵便を出すついでに郵便局に設置してある本のコーナーを見ると、古いハヤカワのポケミスが並んでいたので、いくつかいただいてくる。 相方が、最近知り合いになった方といっしょに、その人のすすめる「おいしい日本酒が飲める店」に行ったのだそうだ…

平岡正明『昭和ジャズ喫茶伝説』(平凡社)

青山氏はその連載の中で、「失われた街の風景がそこいらじゅうからぐんぐん立ちあがってくる、まるで広瀬正的タイムマシン本」と評していたけど、1960年代半ば生まれのワタクシにとっては、60年代の東京の風景は過去そのものであって、もう歴史の一場面。と…

『本の雑誌』の今年の2月号をぱらぱらと見ていて、青山南氏の連載に何気なく目を通すと、なんだかつい最近読んだような話しが書かれている。で、そのまま読みすすめると、それもそのはず、いま読んでいる本が取り上げられているのだった。

『CDジャーナル』2006年2月号 決定!第2回”CDジャーナル大賞”

「レギュラー執筆陣100人へのアンケートなどをもとに、CDジャーナルが独自に選んだオール・ジャンルの2005年ベスト・アルバム100」という企画。で、大賞は、パット・メセニー・グループ「ザ・ウェイ・アップ」 以下、編集部のコメントを一部引いておく。 ...…

図書館で借りてきた雑誌から。すでに時期遅れだけど、メモということで。

『メゾン・ド・ヒミコ』(監督:犬童一心)

早稲田松竹のスケジュールを見ていたら、今週は犬童監督の2本立て。昨年末に久しぶりにお会いした知り合いの方がオススメしていたこともあったので、「ラスト1本800円」で見てきた。今週の金曜までやっている。 http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/contents…

えらく久しぶりに映画なんぞを見た。

杉田俊介氏×白石嘉治氏トークセッション「フリーターとネオリベ現代生活―われわれの生の無条件の肯定のために」

上記2氏の著作をつづけて読んだこともあって、ジュンク堂でのトークセッションに初めて参加してみた。なお、白石氏は『ネオリベ現代生活批判序説』の編者であり、矢部史郎氏のピンチヒッターとして出席されたとのこと。 当日の模様については、すでにkawaki…

「[書評]のメルマガ vol.250」[この版元がエライ!2006]

http://back.shohyoumaga.net/?eid=375912毎年やっている企画らしいけど、数ヶ月前から配信の手続きをしたので、今回が初めて。 それにしても、知らない出版社がゾロゾロ。面白そうな本を出している版元って、けっこうあるんだなぁ、と改めて思うのだった。 …

『山口瞳「男性自身」傑作選 中年篇』(新潮文庫)

たまたま行ったブックオフで見つけて購入。こんな本が出ていることを知らなかった。選者は重松清。 山口瞳のエッセイをまとめて読んだのは初めてだったけど、読み始めるとなんとなく止まらなくなる。もちろん、古さや時代を感じさせる場面もたまにはあるけれ…

『教養のためのブックガイド』(東京大学出版会)

もう少し面白いことが書いてあるかと思って持っていった本だったけど、可もなく不可もなくという感じ。どちらかというと、文系よりも理系の先生が書かれたものに興味を引かれた。それと、最後にある「読んではいけないブックガイド(だったか?)」のリスト…

出張での仕事の合間にパラパラと読んだ。

この週末は出張で、ほとんど外にも出ずに部屋の中でお仕事。とはいえ、当然ながら周りは土日でお休みなので、人は(ごく少人数の関係者を除いて)いなかったけど。 帰ってくると、出品している本が売れていない。週末なのに...。 ということで、昨晩はせっせ…

「月刊みすず 2006年1/2月号」(みすず書房)

http://www.msz.co.jp/monthlyreview/index.htmlブックガイドとしてけっこう重宝しているので、毎年、「月刊みすず」のこの号だけは買うことにしている。 ぱらぱら見ていて、複数の方が挙げていた本を順不同で取り出してみると、 「物理学は越境する」和田昭…

昨日、神保町へ寄ったついでに岩波ブックセンターで購入。

昨日の天気予報のとおり、朝起きたら雪が積もっていた。積雪は2センチといったところか。ただ、今日はこれから暖かくなるということだが。暖かくなるというと、気になるのが花粉。新聞にも花粉情報が掲載されはじめたようだし。とうとうこの時期が来たか。 …

ブライアン・イーノ『Another Day On Earth』

CD

なんとなく、緩んでる加減が、心地よい感じ。

古川日出男『二○○二年のスロウ・ボート』(文春文庫)

ISBN:4167679744(書影が出ない) 『中国行きのスロウ・ボートRMX』という単行本が出ていることは知っていたけれど、元バージョンである村上春樹の方を読んでいないので、これまで手が伸びなかった。でも先日、文藝春秋のPR冊子「本の話」を見ていたら、仲俣…

小島寛之『使える!確率的思考』(ちくま新書)

数理経済学者でありながら、「文学界」に異色の村上春樹論を出すなど、文理を超えて?活躍されている著者の新刊。 「確率的思考が身につけば、世界の見え方が一変するよ」、ということがあの手この手で書いてある。(p11) と著者がいうとおり、読み終わると…

第57回読売文学賞に小説の堀江敏幸氏ら6氏

web

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060201i502.htm?from=main5 第57回読売文学賞(平成17年度)に5部門6作品が決まり、1日発表された。 受賞作は以下の通り。 ▽小説賞 堀江敏幸「河岸忘日抄」(新潮社)、宮内勝典「焼身」(集英社)…

今朝のニュースにあったので、メモ。