2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「私たちは、文科省の主導による、国立大学の授業料の値上げに反対します。」

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「...みなさまに...「意見広告」掲載へのご賛同を呼びかけます。」 これらは、「国立大学法人法・意見広告の会」http://www.geocities.jp/houjinka/ より引用。知り合いから通知が流れてきたので、新聞への意見広告の掲載が迫っているようでもあり、ここにメ…

サイコドクターぶらり旅

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http://psychodoc.eek.jp/diary/?date=20050126それにしても、小学生より中学生の方が、「死人は生き返る」と答えている割合が高いのですね。また、離島などよりも都市部の方が、この「生き返り」を信じている率が高い。 その後、関連したコメントなどを目に…

15・4%が「死人は生き返る」 長崎で小中学生調査 (産経webから)

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http://www.sankei.co.jp/news/050124/sha111.htm上の記事に関して、たまに拝見させてもらっている次のサイトで言及しているのを見たので、メモ。

前に目にして気になっていた以下の記事。

神保町へ

所用のついでに、神保町へ。 以前は、古本屋と中古CD屋をのぞくため、わりとよく来ていたのだけど、このところ、たまぁーに行くていど。 まず、腹が空いたので、お昼どきが過ぎつつあったこともあり、もう空いているか思って、すずらん通りの「キッチン南海…

五十嵐太郎『過防備都市』(中公新書ラクレ)

発行は2004年7月。著者は、建築史を専攻する建築学科の大学教員。 てっきり題名から(一方的ではあるけど)、問題点の在処や、セキュリティを確保する対策における対立軸、といったことにも踏み込んでいるのかと想像していた。だが、新書というサイズもある…

SOUL FLOWER UNION「シャローム・サラーム」

出たのは2003年7月らしいが、ようやく聞いた。 リズムセクションに、新しいメンバーが入ったんですね。 中川敬の曲も、いつものように響きつつも、目線は世界各地へ。子どもたちの写真が印象的。

片岡義男『自分と自分以外』(NHKブックス)

片岡義男といってまず頭に思いうかぶのは、角川文庫にあった赤い背表紙の小説群の作者で、角川映画の「スローなブギにしてくれ」の原作者、というイメージが長らく続いた。ところが以前、古本屋で『日本語の外へ』という本が目にとまり、「高いなぁ」と思い…

舞城王太郎『みんな元気。』(新潮社)

デビュー作である『煙か土か食い物』(最近、文庫になった)が「メフィスト賞」の受賞作だったので、以前、てっきりミステリだと思って読んだ。 が、なんか違う。 読み終わって、謎解きはもちろんあるんだけど、「何だかえらくテンションが高くて、疾走して…

主要文芸雑誌の小説を毎月批評

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「日本の純文学を支える主要文芸誌の小説を毎月批評していきます」というサイトがある。 http://home.att.ne.jp/surf/anzai/ この方のサイトをのぞくと、毎月出される文芸雑誌の表紙とともに、その月に掲載された小説の批評が、小説ごとに載っている。 小説…

大森望・豊崎由美『文学賞メッタ斬り!』(PARCO出版)

あちこちで書評を書いている評論家(ライター?)のおふたりが、純文学からミステリ・SF、各種新人賞から大御所向けの文学賞まで、それぞれの選考委員に対する批評や各文学賞の裏話などを語り合ったもの。文学賞に関する「業界」的なノリでの放談と言えよう…

小松美彦『自己決定権は幻想である』(洋泉社新書)

あとがきによると、この本は「語りおろし」とのこと。 そのためか、この本以外に著者の書いたものを読んだことはないが、読みやすく、分かりやすい文章だと感じた。 人はさまざまな場面で自己決定しながら生きていかざるを得ない。 が、小松は冒頭で、「自己…

取り急ぎ

今日はいきなり寒い。ふと目についたので、小松美彦『自己決定権は幻想である』(洋泉社新書)を借りて読んだ。 あとできちんと感想を書きたいが、急ぎ、「強く印象に残った」とだけ書いておく。 以下は、1月24日に追記

田中秀臣『経済論戦の読み方』(講談社現代新書)

ネット上で経済論議が交わされるときには、よく「リフレ派」の考え方が引き合いに出され、どちらかと言えば肯定的に議論されるが、一般的な「(経済?)論壇」では、そうではないようだ。本書は、その「リフレ派」の立場から、いまの日本における経済問題の…

図書館にて

昼休みに図書館へ行き、いくつか借りてくる。 ・「ミュージック・マガジン」2005年1月号 この号は、「ベスト・アルバム・2004」が掲載されている。 ・「中央公論」2005年1月号 ・舞城王太郎『みんな元気。』 など。

池谷伊佐夫『神保町の虫―新東京古書店グラフィティ』( 東京書籍)

以前、この著者の『東京古書店グラフィティ』を買ったことがあり、 なかなか面白かったので、あまたま図書館で見かけ、借りてみた。この本でも、著者の精緻なイラストによる古書店内の再現が、目を引く。 中でも、昨今の「古本ブーム」(なのかどうか定かで…

NHKでの問題

いま、ネット上でも意見が飛び交っているが、NHKの放映番組が与党の国会議員による政治的な圧力で改ざんされたのでは、という問題。 いちおう、メモとして以下をリンク。 http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20050115#20050115f1 個人としては、この人も書かれ…

「UP」1月号

そういえば、東京大学出版会が毎月出している広報雑誌で「UP」というのがあるけど、 その2005年1月号に、蓮實重彦が「暗澹たる思いはつのるばかりです」と題した一文を寄せている。 内容はというと、副題にも"フィルム・スタディーズと大統領"とあるように、…

松浦寿輝『半島』(文藝春秋)

雑誌「文学界」に断続的に掲載されてきた6つの物語をまとめたもの。 とはいえ、これといったストーリーがあるわけではない。 ふとしたことから東京の大学を辞した中年の独身男が、一度だけ仕事がらみで来たS市に出向き、その島に長逗留する中で、島の住民た…

センター試験

昨日はスポーツクラブで、ちょっとだけ余分にマシンを使ったら、今日になってなんだか足の筋肉に鈍痛が。 昨日今日はセンター試験。でも、私はいまだに、「共通一次」と口にしてしまう世代です。それにしても寒い中、風邪をひかないよう、がんばっていただき…

荷宮和子『若者はなぜ怒らなくなったのか』(中公新書ラクレ)

「女子供文化評論家」を名乗る著者が、2003年7月に出した本。 ちょっと「いまさら」という気がしなくもなかったが、図書館でたまたま見つけたので、借りて読んでみた。 ここで言われる「若者」とは、いわゆる「団塊ジュニア」を指している。 著者は、現在の…

芥川賞、直木賞

芥川賞、直木賞が発表された。以下は朝日新聞の記事。 http://www.asahi.com/culture/update/0113/005.htmlこの賞に関して、私がよく見に行くサイトのひとつである仲俣さんの指摘が面白い。 http://d.hatena.ne.jp/solar/20050114ま、はやく選評を読んでみた…

「笑の大学」

この映画、三谷幸喜による演劇が先にあり、その舞台を本人が映画にしたもの(監督は別人)。演劇の方はヒットしているようだけど、映画としては人気がなかったのだろうか、確か昨年12月の初めくらいからやっていたと記憶しているのだが、もう終わってしまう…

久しぶりに映画

本来の仕事とは関係ないが、昨年末に、勤め先から映画のチケットをいただけるということで、相方のススメもあって「笑の大学」の前売り券をもらっていた。で、そのまま雑事に紛れて見に行けずにいたら、いつのまにやらフツーの上映では姿を消しており、都内2…

伊丹由宇『東京居酒屋はしご酒』(光文社新書)

http://d.hatena.ne.jp/asin/433403280X 紹介されるほとんどは、東京23区の居酒屋だが、鹿児島の店まで含む166軒が、春夏秋冬4つの章に分かれて、軽妙な文章とともに紹介されている。 この著者は、「ビックコミックオリジナル」で長年連載されているお…

「ちくま」1月号

先日、旭屋書店でいただてきた冊子「ちくま」1月号をパラパラと。マルクス・コレクション>発刊にあたって、という鼎談があるので、うしろの宣伝を見ると、今月から「全編新訳」で、7巻にわたって「資本論」などが刊行されるとのこと。「清新かつ平明な翻訳…

佐藤直樹『世間の目』

[読書]佐藤直樹『世間の目』(光文社) ここ数年、元一橋大学の学長であり、歴史学者である阿部謹也が、「世間」を対象にして様々な角度から本を書いている。一例を挙げれば、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/402261403X/ref=pd_bxgy_text_2/249-…

谷中七福神

昨日は相方におつき合いして、谷中七福神めぐり。 「谷中七福神」とは何ぞや? 私も(わりと近場に住んでいながら)よくは知らないが、このところ、知名度が上がっているらしい。数日前に、NHKの関東ローカル番組でも放映したらしい。 寺院の名前や、それぞ…

絲山秋子『袋小路の男』

芥川賞、直木賞の候補作が発表されましたね。 それにしても、やたらと「若い」(とくに芥川賞)ということが強調されているようですが、それだけであんまり騒ぐのはどうなんでしょうか。 [読書]絲山秋子『袋小路の男』(講談社) 昨年の最後のあたりになって…

玄田有史・曲沼美恵『ニート』

[読書]玄田有史・曲沼美恵『ニート』(幻冬舎) もはやマスコミにも定着した感のある、この「ニート」という言葉。日常的に目にするようになった背景には、本書の存在も大きいのではないだろうか。 蛇足ながら書いておくと、「ニート」というのは、この本の…