2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

知った気でいるあなたのための新経済学完全理解作者: 高田明典出版社/メーカー: 夏目書房発売日: 2000/02メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る

『知った気でいるあなたのための構造主義方法論入門』や『知った気でいるあなたのためのポストモダン再入門』という、「知った気でいる」シリーズの中の一冊。3冊のなかでは2冊目の出版になるようだ。 今回は経済学に焦点があてられていて、「新しい経済学…

マンションネタでのエントリが続いているのだが、このところ読んだ本などを。

タワーマンション(続き)

です。 この間、S浦アイランドやTタワーズなど、臨海地区に建設中のタワーマンションのモデルルームにも行ってみた。それで、改めて考えてみて思うのは、数百戸(マンションによっては1000戸)になろうという規模の住人による管理組合というのは、うまく機能…

品川駅近くのタワーマンション

で、高層階のモデルルームを公開しているというので、ためしに行ってみる。 これまで、相方といくつかのマンションのモデルルームを見てきたけど、実際に建っているタワーマンションでのモデルルームに行くのは初めて。現地へ行ったら混雑しているようで、か…

定率減税縮小なのに… 法人税 減税継続?

web

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20051021/mng_____kakushin000.shtml 本年度末で期限が切れる六千八百億円規模の法人税減税の扱いが、二〇〇六年度税制改正の焦点に浮上してきた。継続を求める財界に対し、「役割を終えた」と主張する財務省。来年か…

このところ

更新の頻度が落ちていますが。またしても東京新聞から。 べつにひいきにする理由はないのだけど、通常の記事だけでなく、こういった「特集」めいた記事もweb上で公開してくれるので。

ニッポン泥棒作者: 大沢在昌出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/01/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る

久しぶりに読む。大沢作品。 産経新聞で一年以上にわたった連載をまとめた小説で、2段組560ページのボリュームなので、たっぷりと「大沢節」が堪能できる。 ハッカーたちによって開発された「ヒミコ」というシミュレーション・ソフト。国際政治にも影響を与…

世に出ないことば作者: 荒川洋治出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2005/09/21メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (31件) を見る

気になる作家のうちの一人。 荒川氏はフツーに言えば詩人なんだろうけど、ご本人は自分自身を「現代詩作家」と名乗っているので、あえて「作家」といわせていただくことにする。はじめて読んだ荒川氏の本は、『夜のある町で』。 その、肩肘張らない、きわめ…

この土日、相方は、あちらへこちらへ、知り合いと食事などでお出かけ。その一方で、こちらはなんとなく遠出しそびれて、自宅の周辺ですごす。 ドラッグストアでトイレット・ペーパーの安売りを購入し、閉店間近いパン屋に出ていた「全品20%オフ」に引かれて…

思考のフロンティア別冊『変成する思考』(岩波書店)

4名の研究者による共同討議の記録で、「グローバル・ファシズムに抗して」というサブタイトルがある。参加しているのは、市野川容孝、小森陽一、守中高明、米谷匡史の4名。 2部構成になっていて、前半は「文化と翻訳」、後半は「民主主義と暴力」というテ…

ザッツ・ホワット・アイ・セイアーティスト: ジョン・スコフィールド出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2005/05/25メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る

CD

附録の解説によると、「ジャズ系ギタリストによる初のレイ・チャールズ・ソングブック」なのだそうで、ジョン・スコフィールドへ初めての「賞」をもたらすかも、というようなことも書いてある。レイ・チャールズの曲(というか歌)なので、もちろん、ボーカ…

今日もいい天気

ですな。昨日の時点の予報では、雨が降るとか言ってましたが。ちょっと聴いてほっておいたのだが、改めて聴いてみると、なかなかよい感じである以下。

マイルス・デイヴィス『ザ・コンプリート・ビッチェズ・ブリュー・セッションズ』

CD

「コンプリート」の方には、はまぞうの画像が無かったので、載せた画像は再発された「ビッチェズ・ブリュー」のもの。 「コンプリート」は4枚組。 いまのところ、本を読みながら一通り聴いただけだけど、3,4枚目の方は思っていたよりも「静か」な印象を…

日記の設定を

変えてみた。 気分転換。だいぶ前に図書館へ予約したCDの順番が、ようやく回ってきた。

「あの郵便局員星いくつ?」

web

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051010/mng_____sya_____006.shtml 日本郵政公社は九日、顧客に直接応対する非常勤を含む職員約三十四万人を対象に、接客態度や商品の説明能力を試験の成績などで格付け評価する制度を始めたことを明らかにした。 認定す…

東京新聞のサイトから。

山本幸久『はなうた日和』(集英社)

ひとことで言えば、「世田谷線」小説。 世田谷線の沿線にたむろする人々の日常を、ホンワカとしたタッチで描く短編集。とはいえ、各短編でのラストの「オチ」は、なかなかひねりが効いていて、一筋縄ではない。(とくに後半になるほど、その傾向は顕著だ) …

またしても「本の雑誌」からの「おすすめ本」なんだけど、いつの号だったか、北上次郎が新刊ガイドで好意的に取り上げていたので、読んでみた。

知的な会話 癒やしの滴

web

http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20051006/mng_____thatu___000.shtml ラカン研究で知られる精神分析医・藤田博史さん(50)がオーナーを務める異色バー「クレマスター」が、新宿ゴールデン街の一角にある。グラス片手に、真剣トークに没頭することで…

今朝の東京新聞

から。

井上荒野『しかたのない水』(新潮社)

もちろん、この人の小説を読むのは初めて。 本書は「小説新潮」に連載されていた6編をまとめたもので、フィットネスクラブに集う老若男女の日常を切り取った小説集。それぞれの短編に出てくる登場人物は重複しており、語り手となって次々に「表」に現れてく…

「本の雑誌」8月号

の特集で、今年上半期のエンターテイメント小説ベストテンがあったのだけど、その中で、「この人はこんなにうまかったっけ?」という、なんだかビミョーな絶賛?をされていた作家がいた。 なんだか気になったので、読んでみた。

先週後半は北海道(その2)

初日は札幌に泊まったのだが、2日目は支笏湖へ。相方によると「透明度が高い」湖なんだそうだが、時季外れなのか、湖周辺にはあまり観光客もいなかった。遊覧船?への乗船を呼びかけるアナウンスが、なんだがわびしく聞こえた。それでも、ツアーらしいご年…

パオロ・マッツァリーノ『反社会学講座』(イースト・プレス)。

「青少年の犯罪が増加・凶悪化している」とか「少子化は不況の原因」「イギリスは立派で日本はふにゃふにゃ」といった、巷に流布する(もうしていないか)「社会学的」な言説に対して、統計資料をあげながらツッコミをいれつつ、自らもボケをかましていく、…

先週後半は北海道

へ行っていた。 一足先に北海道へ行っていた相方とその母親に、こちらは木曜から札幌で合流した。 相方は、母親の希望もあって2人でJRのカシオペアに乗って行ったのだが、「あまりに狭い」とかで、北海道に着いたときにはすでに疲労困憊していたとのこと。…