台風14号の

おかげで、雨つづき。暑くないのはいいけど、こう湿気があるのも不快。


この土日は、相方の実家へ。
で、帰りがけに商店街にある古本屋に寄ってみた。いかにも地方都市にあるような古本屋という感じ。店内は通路がいちおう確保されているものの、本の山。カニのような横歩きであれば、店の奥まで入っては行けるので、棚を見る分には支障はないのだが、床に積まれた本を見るには一苦労。お客どうしがすれ違うのはさらに難儀だった。
そんな中で買ったのは、1974年ころに出た、松本零士『元祖大四畳半大物語』第3巻、4巻。併せて180円なり(一割引で)。


昔々、病気でわりと長く入院していたとき、となりに入院していたヤツから借りた『男おいどん』を読んで、けっこう元気づけられた。それ以来、松本零士の「大四畳半」シリーズは、ちらほらと見てはきていた。でも、この『元祖大四畳半大物語』をまとめて読んだのは初めてだ。
男おいどん』と比べると、けっこう「エッチ」であることに驚く。登場人物も設定も同じなので、これは連載されていた媒体の違いだろうか。アパートの住人にヤクザがいるというのも、ちょっと以外。それと、「サルマタケ」は出てこない。『男おいどん』ほどには、パンツへのこだわりは無いらしい。


どうでもいいけど、カバー折り返しの写真だけを見て、松本零士と分かる人はどれくらいいるだろうか。

追記 実写版「大四畳半」

関連して検索していたら、なんと、『元祖大四畳半大物語』の実写版があったことを知る。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD19135/index.html
キャストからすると、前川清篠ひろ子が、ヤクザとその女、ということになるけど。ぜひ見てみたいけど、DVDは出ていないらしい。