『大学新入生に薦める101冊の本』(岩波書店)
編者は「広島大学総合科学部101冊の本プロジェクト」。
「はじめに」には、
大学における一般教育あるいは教養的教育は、米国では「リベラル・アーツ」と呼ばれていますが、それが21世紀の現代においてどのようなものであるべきか、という点については、日本国にコンセンサスがありません。それはこの国のゆくすえについての社会的合意がないためです。
と書いてある。
そうした中での101冊の選出には、なかなか苦労されたと思われる。
ところで、ここであげられている101冊をほとんど読んでいる、という先生は、はたしてどれくらいいたのだろうか。